給与3

時給から月収・年収を出す計算|パート・アルバイト向け

時給から月収・年収を計算する方法を解説。パート・アルバイトの働き方別に目安の出し方を紹介します。

  • 基本の式

    時給×時間×日数

    まず月収(額面)の目安

  • 年収の壁(令和8年分)

    130〜207万

    136万=配偶者控除、178万=本人課税

  • 働き方で差

    同じ時給でも倍以上

    時間・日数で大きく変わる

時給1,200円の働き方別・月収イメージ額面の概算。社会保険・税金は含みません

パート・アルバイトの「時給」から、月収・年収をイメージしやすくするために、式・表・比較で整理します。

基本の計算式

求めたいもの
月収(額面) 時給 × 1日の勤務時間 × 月の勤務日数
年収(目安) 月収 × 12

例:時給1,200円 × 6時間 × 20日 = 14万4,000円/月(額面)。ここから条件により社保・税金が引かれます。

働き方別の比較(時給1,200円)

働き方 月収(額面) 年収目安(×12)
4時間 × 15日 7万2,000円 約86万円
6時間 × 20日 14万4,000円 約173万円
8時間 × 22日 21万1,200円 約253万円

同じ時給でも、シフトで月収は大きく変わります。目標月収から必要な時間・日数を逆算する方法も有効です。

月収と手取りの違い

項目 内容
額面の月収 時給×時間×日数
手取り 社保・税金を引いた後

扶養や「年収の壁」を意識する場合は、額面だけでなく手取り・合計年収も確認してください。

「年収の壁」を意識するとき(令和8年分)

かつての「103万円の壁」は、令和8年度税制改正により金額としては過去のものになりました。パート・アルバイトで特に確認したい現行の目安は次のとおりです。

壁(給与収入の目安) 何が変わるか
130万円 社会保険の被扶養者から外れる目安(税制とは別)
136万円 配偶者控除・扶養控除の対象上限(かつての103万円に相当)
169万円 配偶者特別控除が満額38万円で維持される上限目安
178万円 本人に所得税がかかり始める課税最低限
207万円 配偶者特別控除が完全になくなる目安
確認したいこと なぜ必要か
税制上の扶養か 136万・169万・207万など税金側のライン
社会保険上の扶養か 130万円(勤務先規模などで106万円基準の場合も)
制度改正の有無 令和8・9年分は時限特例を含むため、以降は見直される可能性あり

最新の公的情報を確認したうえでシフトを調整するのが安全です。

複数勤務の注意(比較)

パターン 注意点
1か所のみ その勤務先の年収で見る
複数か所 合計が壁を超えることがある

よくある質問

質問 答えの目安
月収は毎月同じ? シフト変動で変わる
深夜・休日手当は? 上乗せ分も月収に含める
年収の壁はいくら? 令和8年分の目安は130・136・169・178・207万円。詳細はシミュレーターで確認

すぐに確認したい方はこちら

本記事は一般的な計算方法の説明であり、税制上・社会保険上の扶養の基準や「年収の壁」の具体的な金額は制度改正により変わる可能性があります(令和8・9年分は時限特例を含むため、令和10年分以降は見直しの可能性があります)。正確な条件は最新の公的情報や勤務先にご確認ください。

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